5回目となる世界で最もエレガントな自動車のコンテストが、パリ郊外にあるシャンティイ城を舞台に開催された。
単なるコンテストではなく、「シャンティイ アート&エレガンス」というタイトル通り、芸術やファッション、クルマの祭典だ。
クルマとファッションの華やかなショーのほか、
アートやクラシックカーのオークション、帽子やスカーフの出店テントなど、まるでお祭りのようで、来場者は約18000人。
1930年代の貴族の遊び場を再現しているそうで、
子どもたちのためのポニー乗り場なども設けられ、
クルマ好きだけでなく、ファッション好きのほか、
週末のピクニック感覚でも楽しむことができる。
ただ、アウトドアイベントとはいえ、ドレスコードがあるのが、シャンティイ アート&エレガンスらしいともいえる。
最大の見どころは、コンクール・デ・エレガンス。
出場するコンセプトカーには、それぞれファッションデザイナーがペアで登場した。
ベスト オブ ショーに輝いたのは、3月にこのラグブロ。でも紹介したマクラーレンのスピードテール。
ペアのデザイナーは、ポール・カだ。
ブガッティのブラックカーは、マックス・マーラー。
華やかなショーは大人気だった。
最新のコンセプトカーも魅力的だが、クラシックカーマニアにもたまらない多くの名車が展示される。
さらに、クラシックカーのオークションも行われるため、
まだ、歴史が浅いイベントではあるが、毎回楽しみに来場するファンもいるという。
会場内には、FIAのジャン・トッド会長も!
イベントを楽しんでいらっしゃる様子。
最新のテクノロジーの発表、ファッションショー、
さらにクラシックカーの展示やオークション、
リシャール・ミルのオーナーなら、シャンティイ城内の美術館も楽しめる。
中世のヨーロッパ貴族のような遊びを満喫できるイベント。
次回は、2021年6月開催予定。
少し先ではあるが、入場チケットはWebで購入できる。
中世にタイムトリップした気分で、クラシックな衣装をまとい、参加してみるのはいかがだろう。
シャンティイ アート&エレガンス リシャール・ミル
http://www.richardmille.jp/events/Chantilly_Arts_and_Elegance/