フォックス・アンブレラで雨の日も手を抜かない

梅雨じゃなくても、急な雨にやられることがある。
大切な日に限って雨という人もいるかもしれない。
タキシードで出かけたはいいが、手に持っているのはビニール傘。
さすがにこれはいただけない。
急に、ファッション全体が陳腐に見えてしまう。
到着したホテルでも、やはりビニール傘は似合わないと思う。
雨の日だけという出番の少ない傘だが、やはりエレガントな傘は必要だ。
一本でいい、持っていたい。

そんな日に持ちたいのが、シルエットが美しいフォックス・アンブレラだ。
フォックス・アンブレラは、言わずと知れた英国の傘の老舗ブランド。
1868年に創業、戦後間もない1947年に世界初のスティールフレームの改良版、スティール骨と、空軍パラシュートの残材のナイロン素材を利用し世界初の化学繊維の傘生地を開発したブランドだ。
このお陰で、英国紳士が好んだ傘を閉じたときの細くエレガントなシルエットが実現した。

現代の傘のパイオニアとしても知られ、現在もロンドン郊外の工房で丁寧に手作りされている。


持ち手の握り心地はもちろんだが、さまざまな細工が施された芸術品も多い。
傘は、道具ではあるけれど、使うときに心地よく、気分が上がるほうがいい。
それがラグジュアリーってもんだ。
竹やレザーのシンプルなタイプから、シルバー細工のアニマルモチーフなど、ハンドル部分に職人技が光る逸品にも出会える。
お気に入りがなかなか見つからないなら、ぜひチェックしてみるのをオススメする。


生地に落ちる雨音、水滴の落ち方まで計算されたフォックス・アンブレラ。
傘生地は、ブラックのイメージが強いが、ほかのカラーにトライして、ブラックのタキシードとのコーデを楽しむのもいい。
POP UP STOREやオーダー会をチェックすれば、通常のモデルではなく、レアな傘にも出会えるそうだ。
お気に入りがなかなか見つからないなら、ぜひチェックしてみてほしい。
クルマで移動するから、傘は必要ないと思っていても、クルマで行けないこともある。
傘をさす機会は確かに少ないかもしれないが、なくてはならない道具だ。
何もない日なら、突然の雨にコンビニのビニール傘もいいだろう。
だが、ドレスアップした日に、ビニール傘はいただけない。
そんな日が多いジェントルマンには、やはりフォックス・アンブレラがお似合いだ。

POP UP STORE スケジュール
代官山蔦屋書店3号館文具エリア
6月6日(木)~7月14日(日)

フォックス・アンブレラ
http://greenwich-showroom.com/brand/fox_umbrellas

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